- あなたのためのベストコスメ
ヘアスタイルがキマらない 憂鬱な梅雨のヘア対策 3選
この髪の毛どうにかして!と、叫びたくなる梅雨の季節。朝時間をかけてととのえたのに、外に出た途端台無しになることもしばしば。そんなあなたにおすすめ!梅雨のヘア対策をご紹介します。
梅雨で髪がまとまらないのは何故?
湿気で髪がうねって広がる原因は、髪に水分が含まれてしまうから。髪が傷んでいると、毛髪の外側にある固いキューティクルがはがれてしまっているため、髪内部に水分が侵入しやすくなります。
毛髪は水分の吸収量が違う2つのタンパク質(O-コルテックスとP-コルテックス)で構成されています。梅雨などで湿気が多い時期は、このたんぱく質の構造から髪内部の水分量が不均一になり、髪一本一本にうねりが出るため、まとまりにくくなるのです。
日本人の60%ともいわれるくせ毛の人は特にこのたんぱく質の分布が偏っているため、さらにうねりが強くなります。
対策1 : 髪をコートして湿気をブロック! つやつやまとまる髪へ
髪がうねる時はヘアトリートメントを変更してみましょう。くせ毛の構造を研究してつくられたトリートメントやスタイリング剤は、湿気が多い日に高くなるヘアスタイリングのストレスを軽減します。ナチュラル素材がお好きな方には、自然由来のヘアオイルがおすすめ。髪内部にうるおいをあたえながら、傷んだ髪のキューティクルを補修して湿気の侵入を防ぎます。
対策2 : おうちでDIY! くせ毛がサラサラ、ストレートパーマ
毎日のスタイリングをラクにしたいならストレートパーマ!おうちでDIY(do it yourself)できちゃうんです。ストレートパーマの仕組みを知れば簡単。くせ毛の人もそうでない人も、梅雨のスタイリングの手間を省くために試してみる価値アリです。
まず初めに、どうしてストレートパーマで髪がまっすぐになるのかご説明しましょう。
基本的にストレートパーマは二段階で髪のくせを直す仕組みになっています。髪の毛は、そのほとんどがケラチンタンパク質でできていますが、くせ毛はカーブした毛穴から押し出されるので、髪の組織がボタンをかけ違えたようにズレて、くせがついた状態で生えてきてしまいます。
ストレートパーマは、そのボタンをはずすように、まず第1剤(還元剤)でゆがんだ結合を切断。そして第2剤(酸化剤)で正しい位置にかけ直し、まっすぐに再結合させるのです。
仕組みがわかれば使い方は簡単。ストレートパーマの基本は第1剤をつけて洗い流し、第2剤をまたつけて洗い流し、トリートメントをしてまっすぐに乾かして終了、という手順です。通常、準備も含めトータルで1時間以内で完了!今年の梅雨はおうちでストパーにチャレンジしてみては?
対策3 : どうにもならないときは、まとめ髪。 簡単アレンジヘアで梅雨時期もカワイイ!
髪が湿気で広がってしまう人も、猫っ毛でペタンとつぶれてしまう人も、まとめ髪なら梅雨時期でもかわいくヘアスタイルがきまります。
まとめ髪を上手に仕上げるコツは最初に髪をコテやカーラーで巻いておくこと。髪をねじってとめるだけでもおしゃれな髪型に見えます。また、最近人気のアレンジ技「くるりんぱ」はヘアアレンジ初心者も簡単にトライできるおしゃれな髪型です。
アレンジする前に水で髪を湿らせるのではなく、専用のヘアアレンジウォーターを使うと、広がってまとまりにくい髪や、ぱらぱら落ちやすい短い毛が扱いやすくなり短時間で仕上げることができます。外出先で髪の崩れが気になった時には手を汚さず使えるスティック状のワックスでササッと手直しすればOKです。