企業理念
お肌や髪を手入れし粧(よそお)うことは、身体の表面上のことでありながら、人の心に喜びや満足をあたえ
その人の行動、ひいては環境・社会へ好影響を及ぼします。
そんな化粧品のもたらす多彩な効用に、大きな喜びと誇りを感じながら
私たちはすべての人々の美しさの支えとなることを願って、真心を込めて業務に取り組みます。
コーポレートスローガン
ウテナとは、花の萼(がく)のこと。花の美しさを支えるように、
すべての人の美しさを支えたいという想いを込めて名付けました。1927年の創業から私たちがずっと目指してきたのは、お客様も気づいていない視点や発想で、新しいキレイを生み出していくこと。そのために、ひとつひとつ研究や革新を積み重ね、真心を込めて商品をお届けしてきました。
これからも、日常に咲くひとりひとりの美しさのためにウテナは歩みつづけます。
コーポレートロゴ
ウテナを漢字にあてると臺(台)。もとになる部分。花でいうと、萼(がく)のことです。
萼は、花のいちばん美しい部分、花びらを支えている大切なところ。つまり、花の美しさを支えるように、すべての人の美しさの支えとなりたい。そんな願いが、この社名に込められています。
また、シンボルマークは、ウ・テ・ナの文字一字一字を花弁として、これを中央で結び、全体を花の形に図案化したものです。
事業領域
Human care 商品の開発および提案
商品の領域にとらわれず、清潔に、自分らしく、そして自然に身だしなみをととのえるための身近な生活品を「Human care商品」といいます。ウテナは人間と自然の明日を考えながらクリエイティブな発想に基づき、この「Human care商品」を開発し提案していきます。
Human care 商品5つの条件
1.自分らしく身だしなみをととのえるための商品
ゴテゴテ着飾ったり、隠したりするのではなく、清潔にたもつ。自然である。
そして、自分らしく表現することを重視した商品でなくてはならない。
2.身近な生活品
日常生活にとけこんだ商品でなくてはならない。
また、すぐ手に入る商品、手ごろな価格で購入できる商品でなくてはならない。
3.安全性を重視した商品
ほんの少しでも危険性があったり、副作用のでる可能性があってはならない。
お客様に安心してご使用いただくために、最大限の注意と確認を行った商品でなくてはならない。
4.最大限喜んでいただくためにつくられた商品
すべての目的を、「お客様の満足」ということに集中させ、研究、開発された商品でなくてはならない。
5.人間本来の美しさを追求した商品
人工的な(不自然な)美しさでなく、人間本来の美しさをトータルに追求した商品でなくてはならない。
商品開発指針
「プロデュース型商品開発」で新しい価値と商品を創造します
プロデュースとは、「創造する、生み出す」という意味です。
これは、今までにない新しい商品を考え、探し出し、そのアイデアを具現化すること。ウテナは、お客様の役に立つ新しい機能の商品をプロデュース(創造する、生み出す)することに最大の価値をおきます。
社員ひとりひとりがプロデューサーとして、外部協力企業と情報交換を行い品質、コスト、開発スケジュール等、あらゆる要素を考えながら、商品を創り上げる。
これを「プロデュース型商品開発」と呼びます。すべての部門が外部にたくさんの協力企業を持ちネットワークを最大限に生かして、独自の新しい商品を創造していきます。
100周年に向けた挑戦と継承
身近なキレイを、まだない発想で商品に
お客様も気づいていない視点や発想で商品開発を続けてきたウテナ。 1996年に発売した「マトメージュ まとめ髪スティック」は、その象徴といえる商品です。ワックスをスティック状にするというアイデアは昭和の男性用ヘアスタイリング剤「チック」から生まれたもの。 まとめ髪のおくれ毛を気にする女性のニーズをとらえ、幅広い方々にご愛用いただくヒット商品となりました。
安心・安全へのこだわり
お客様に安心と安全をお届けすることが、ウテナの使命。長い歴史の中で蓄積してきたデータ等を駆使した独自ルールでの原料選定、幅広い肌質のお客様に向けたベストバランスの処方開発、さまざまな悪条件下や使用過程での商品の品質保持力の検証など、幾多の試験を繰り返し確かな安全を目指しています。
海外事業の拡大
ウテナでは、2016年9月に中国越境ECサイト大手の天猫国際(Tmall Global)に旗艦店をオープン。 インバウンドでのヒット商品「プレミアムプレサ ゴールデンジュレマスク」を はじめ、人気アイテムを展開しています。 同年11月には中国現地法人を設立し、海外事業の足がかりとして中国国内での販売環境の整備を進めています。
地方自治体と協働した取り組み
無添加ヘアケアシリーズ「ゆず油」。日本有数のゆずの産地高知県北川村とウテナが協力して取り組んだことで、これまで廃棄されていたゆずの種から高品質なオイルの抽出が可能になりました。 これからも素材の有効活用や、地方自治体の活性化など社会貢献につながる取り組みを進めていきます。
伝統文化の発展・継承のために
ウテナでは、これまで培った技術を応用し、五代目中村雀右衛門丈の 監修のもと、歌舞伎などの白塗り化粧用の下地を開発。 多くの歌舞伎役者の方々にご愛用いただいています。 私たちは今後も引き続き、日本の伝統文化、和の化粧文化を 下支えするための支援活動を行っていきます。