理工学研究科・応用生物科学専攻 卒業
ウテナ入社の決め手は?
選考を受けていく中で印象的だったのは、面接で真摯に話を聞いてくださったことでした。ありのままの自分でいれたことが入社の一番の決め手でした。実際に入社してみると社員の方の優しさをたくさん感じます。そんな皆さんの思いが製品を通じてお客様に届いているのだと思います。
ウテナの雰囲気はどう?
穏やかな人が多く、部署や年齢関係なく話しやすい雰囲気です。風通しの良い職場で、何でも相談しやすいです。
あなたの仕事について教えて!
化粧品の防腐力を調べる菌試験や、パッチテストなどの安全性試験を担当しています。お客様の使用する化粧品の安全性にかかわる仕事なので気が抜けません。
その他には基礎研究・応用研究も行っています。
研究はすぐに商品化に結び付くわけではありませんが、長い目で見るとお客様が本当に求めている製品の基盤となり、化粧品開発の新たな価値創造に繋がります。
1日のスケジュール
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9:00
- 朝礼
- 週の始めには朝礼があり、研究所内で連絡事項の共有や出張の報告をします。
全員で顔を合わせ、掛け声をかけて一日がスタートします。 -
9:15
- 菌試験
- 化粧品に含まれる防腐剤の防腐力を調べるため実験を行います。微生物量を経時的に測定し、防腐剤の過不足について評価し、適切に使用されているか検査します。
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12:00
- 昼休憩
- お弁当を研究所内のカフェラボで食べたり、近隣で外食に行くこともあります。建物内にはコンビニや広い食堂もあります。
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13:00
- 基礎研究・応用研究
- この世にまだ知られていない化粧品に関する知見や肌や毛髪の新しい測定方法を模索するために実験を行います。
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15:00
- イノベーションタイム
- 自由な発想で化粧品開発ができるよう、メンバーとディスカッションをしたり、勉強会を開いたりします。
カフェスペースで雑誌や論文を読むときもあります。 -
15:30
- 会議
- 新商品開発について、開発担当者と打ち合わせをします。
安全性試験のスケジュールなどを共有します。 -
16:30
- 帰宅
- 短時間勤務のため、少し早く退社します。
1日の実験のまとめをし、翌日以降のスケジュールを確認します。
ズバリ!1番のやりがいって何?
自ら主体となって研究を進めることができるところです。ウテナは若手であってもやる気・情熱さえあれば、自分が本当にやりたいことを追及することができます。
仕事場の様子を教えて!
かながわサイエンスパークという、川崎市にある研究施設内に研究所があります。化粧品会社や機械メーカー、ベンチャー企業の研究所が入っており、数千人が働いているビルです。社外交流として、セミナーや英会話教室などのイベントも開催されています。研究所の中には「カフェラボ」と呼ばれるスペースがあり、コーヒーなどを飲みながら自由にディスカッションができる環境があります。古くから続く会社ですが、年功序列といった堅い雰囲気はなく、若手でも意見を言いやすいメンバーに囲まれています。
キャリアステップのイメージを教えて!
研究所では、まずは化学的な理論の学習や基礎実験を行い、化粧品開発の基礎を学んでいきます。そのような学習を通して、化粧水やクリームなど様々な種類の化粧品開発に携わっていいます。
入社3年目くらいまでには商品開発の流れが大体わかるようになり、一通りの実験ができるようになります。その後は社内外のプロジェクトにも積極的に参加してマネジメントする立場を目指したり、スペシャリストとして専門性を高めていくこともできます。
私生活や働き方についても教えて!
有給休暇を取得しやすく、繁忙期でなければ、基本的には定時で退社しています。
私は現在、育児のため短時間勤務で働いていますが、上司や周りの同僚の理解もあり様々な面でサポートしていただいています。仕事もプライベートもどちらも充実させることができる、働きやすい環境だと思います。
学生の皆さんに一言!
就職活動で大切なことはこれだけは絶対に譲れない!という軸をもつことだと思います。自分がその会社に入って実際に働いている姿を想像してみることも大切です。
長い就職活動の中では、うまくいかないこと・辛いこともあるかと思いますが、こんなにも自分と向き合う時間はなかなかありません。悔いのない就職活動ができるよう、応援しています!