安心・安全が「当たり前」であるために
みなさんは、お化粧品やヘアケアなどを購入されるとき、どのような
気持ちでお買い物をされていますか?
「パッケージを見ながら、悩みと照らし合わせて慎重に……」
「いつもと同じものをリピート!迷わずに買ってるかも」
「雰囲気重視。そのとき気になったものを選んでる!」
みなさんのお買い物スタイルはさまざま。決まりはありません。
でも、みなさんがたのしく快適にお買い物をするにあたっては、そこに
並ぶ商品が「安心」で「安全」なものでなければなりません。
「ウテナ」は、みなさんに愛される、価値ある商品づくりを目指して、「安心・安全」を宣言し、わたしたちで決めた「ウテナ基準」を守り続けています。
私たちの責任はみなさんに買っていただくことで終わりではありません。
実際に商品を開封して使い終えていただくまで、安心して快適にお使いいただけることまでが私たちの使命です。
そして再び同じ商品を手に取っていただけるように。そのための「ウテナ基準」です。
その時どきにいただいたみなさんのお声に耳を傾け、わたしたちは日々商品を見つめ直しています。
今回は、そんな「ウテナ基準」と日々の取り組みをお伝えできたらと思っています。
わたしたちが決めて、
実行する「ウテナ基準」とは
みなさんは身のまわりの商品、生活品がどのように作られるか考えたことはありますか?
工場やオフィスで行われていることは、外には見えづらく、あまり馴染みがないかもしれません。
わたしたち「ウテナ」は創業からずっと、安心・安全を大切にし、みなさんに満足していただける商品やサービスをお届けすることを使命としてきました。
そのためにさまざまな工程で品質を保証できる確認ステップを踏み、レビューを重ねています。
肌や髪に直接つける商品には、日本国内の厳しい基準があります。しかし、わたしたち「ウテナ」はさらにきびしい「ウテナ基準」を策定し、その範囲のなかで商品を生み出しています。
- 「ウテナ基準」の策定にあたっては、
たとえばこんなことを想定しています。 -
・みなさんが汚れた手で商品を触ることがあったら?
・時間がたっても香りや色に変化はないかな?
・必要なことをパッケージで正確に伝えられているかな?
商品の安心・安全を思えばこそ、品質の微細なブレも見逃さず、常に状態を把握しています。
これはとてもむずかしく、技術の必要なことですが、わたしたち「ウテナ」のプライドをもって、日々学び、改善に取り組んでいます。
みなさまの声に耳を傾け……
わたしたち「ウテナ」では、お電話、メール、お手紙でいただいたお問い
合わせ対応のほか、商品を購入しにくい状況にある方のお手伝いもしています。
お探しの商品がお近くのお店にあるかをお調べしたり、お出かけがむずか
しい方には電話でご注文をいただき、直接ご自宅にお届けしたり。
これは、みなさんに“いつも同じように”商品を手にしていただくことを
大切にしているからです。
商品については、さまざまなお声をいただきます。
みなさんからいただいたご意見・ご感想は社内で定期的に共有し、フィードバックし合う環境を整えています。常に社内の連携を心がけ、それぞれ改善・改良するためのミーティングも頻繁に開いています。
それは「咲かせよう、まだないキレイを。」というコーポレートスローガンに表現されているように、お客様の声に耳を傾け、いまはまだ存在しない新しい価値をもった商品をつくることにこだわってきたためです。
もうすぐ100周年を迎える「ウテナ」ですから、長くご愛用いただいているみなさんにも変化があります。
ロングセラー商品のひとつに約40年愛されているガラス瓶の商品があります。発売当時に30~40代で使いはじめた方が年齢を重ねて、今現在もお使いいただいている方がたくさんいらっしゃいます。
もしかすると、ガラス瓶が重く感じられることもあるのでは……と心配しています。
長い歴史があればこそ、簡単に変えることはできませんが、その声がどのくらい増えているのか、定期的なものなのか、わたしたちは耳を傾け、みなさんの声を適切に反映しようと考えています。
みなさんが自分らしくいられるために
わたしたち「ウテナ」は、すべての人の本質的な美しさを支えたいという想いから、みなさんの日常生活にとけこんだ商品をお届けすることを基本としています。無理に着飾ったり、隠したりするのではなく、みなさんが自分らしくいられることこそが重要だと考えているからです。
わたしたちの商品でその手助けをするのだと、使命をもって取り組んでいます。
いいモノであるのは当たり前。いつも同じように届けるのも当たり前。
しかし、その当たり前を保ち続けることのむずかしさはわたしたちが誰よりも知っています。
だからこそ、わたしたちの明確な基準をもち、みなさんの声に耳を傾け、絶えず想像力をはたらかせ、商品に向き合っているのです。
たとえば、商品の容量が減っていくことによって不便はないかな?そんなことを考えることもあります。
「最初はほどよく適量が出ていたけど、減ってくるとだんだん出てくる量が多くなり過ぎないか?」
「中身が減ってくるとボトルが軽くなって倒れやすくならないか?」
発売前の品質チェックでは、使い切っていただくまでのことを想定してさまざまな項目を確認しています。
わたしたちは、みなさんが商品をお使いになる環境に目を向け、そのときのお気持ちに耳を傾け、よりよい未来につなげていけたらと考えています。